高校生の'取り組んで かせするもん。'

楽天の新たな取り組みとしてスタートした「Rakuten IT School NEXT」。

昨年夏から全国10校の中の1校として選ばれ、地域の課題解決に取り組んでいる熊本県立熊本商業高等学校(以下、熊商)。
テーマは、『熊本地震からの復興』。8月から10月に掛けての3ヶ月間、地域の人々や楽天社員のサポートを受け、地域課題の現場でさまざまなアイデアをカタチにしてきました。
今回は最終回、課題解決策立案の校内プレゼンを経て、代表チームが東京・楽天本社にて成果発表を行う模様をお届けします。

夏休み明けから課題解決の企画立案に取り組んできた生徒たちが11月5日の校内プレゼンに臨みました。楽天社員たちのサポートを受けながら走り続けてきた生徒たちの発見から生まれた新たな思いや考えがようやくまとまりました。
当日は、ファシリテーターであり、審査員でもある楽天社員をはじめ、クラスメートも交えて総勢約50名の前での大プレゼンになりました。
これまで生徒たちメンバーを影で支えてきた担当教諭の吉田先生のお言葉からはじまりました。

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さあ、校内プレゼンのスタートです!
黒川チーム、天草チーム、阿蘇チームの順で持ち時間は各10分間。これまで頑張ってきた集大成です。メンバー全員、緊張しながらも自信に満ち溢れた、いい顔をしています。中には、前日から熱発していたのに冷却シートを額に貼って参加する生徒も。

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黒川チーム

復興の状況が全国に伝えられるサイトを目指して、さまざまなコンテンツを立案しました。熊本県内の復興の様子、熊本城の復興の様子を伝えるコンテンツ。熊本へ来る際の道路状況。地震のひどかったエリア(阿蘇、益城町、西原村など)は、まだまだ復旧していない道路がたくさんあります。熊本の豊かな農作物や、伝統や文化を織り込んだ特産品を全国へ通信販売するコンテンツなど。しかも英語対応です。外国の方にももっと熊本への興味を持って貰いたいという思いからです。

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天草チーム

震災学びのツアーを立案。被災地である益城町へ何度も足を運び現地視察と交渉を重ねたこのチームは、たくさんの町の人々の協力でプログラムを立案しました。役場の協力による使われなくなった仮設住宅での宿泊、語り部による現地視察ツアー、復興券発行によるショッピングで町に経済効果をもたらし、学びだけなく地域を回遊しながら楽しんでもらう、スマホによるスタンプラリーなど。まさに体験してもらって、考えてもらって、益城町に経済が生まれるツアーです。

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阿蘇チーム

熊本県内全体の観光誘客を促すプランを立案しました。熊本地震からの復興は目を見張るものがありますが、さまざまな歪みが残っています。その一つが観光です。現状、震災以降の観光客の戻りはまだまだです。しかも被災地だけでなく、熊本県内全域に及んでおり、地域によって偏りがあります。そこで阿蘇チームは、熊本のまだまだ知られていない絶景ポイントを紹介するコンテンツ、伝統や文化を織り込んだワークショップ体験を集めたコンテンツ、またウェブマネーで決済できる仕組みなどを立案しました。

選考結果を待つ間、話を聞いてみると「時間があまり過ぎた」「もっと内容に緩急をつければ良かった」「プレゼン自体をもっと練習しておけば良かった」「必死で仕上げてきました」「熱発してたけど、今日は絶対休めないと思った」と悲喜こもごも。けれど、みんな達成した喜びがみなぎった笑顔ばかり。

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校内プレゼンの結果は、黒川チームが代表に。復興を全国へ発信するサイトに決定しました。
楽天のファシリテーターによる講評は、3ヶ月間のねぎらいとそれぞれの発表内容の着目点の良さ、どのようなことが良かった、さらなる進化と全国大会に向け代表に協力を促す言葉でした。とても良い雰囲気の結果発表でした。

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12月8日土曜日、熊商 代表チームのいよいよ全国プレゼンテーションです。
10校のうち、2番目の発表で生徒たちは大きなプレッシャーに耐えながら発表しました。残念なことに制限時間の10分を超えてしまい最後のまとめが言えず、最終的に満足のいくプレゼンと結果にはなりませんでした。
しかしながら、引率した先生のお話によると、他校の内容の完成度、レベルの高さに感服し、同じ高校生としてかなり刺激を受けたようであったとのこと。

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この3ヶ月間、熊商のメンバーの皆さん、お疲れさまでした。 夢と冒険、そして現実を知る充実の体験を高校生にして早くもしたのではないでしょうか?
貴重な経験だと確信します。君たちの人生はこれからですから!
これからも、ぜひ、かせするもん。と一緒に熊本復興を応援、そして支えていきましょう!!

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