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決め手は、絶景、泉質、バリエーション!?

平成最後の「温活」で心身美人に!

2019年もスタートし、平成も4月30日までと残りわずかとなりました。
「平成最後の〇〇」がSNSなどを賑わしている中に、ぜひ「温活(温泉活動)」を加えてください。「美肌作用」を促す泉質の温泉が多いと言われている熊本です。
阿蘇、天草、県北から、絶景・泉質・バリエーション自慢の温泉を、温泉ソムリエ目線でピックアップしています。あなた好みを見つけて、温活しましょう♪

阿蘇エリア小国町

温泉

大浴場は、大人500円、小学生200円

どこから見ても絶景! 開放感がもたらすリラックス感

乳白色やコバルトブルーの湯に、湧蓋山(わいたさん)と広い空の絶景、立ち上る湯煙。小国町にある『豊礼の湯』は、連日多くのファンが足を運ぶ、人気の施設です。温泉は「ナトリウム塩化物泉」という泉質で、体を温め湯冷めしにくい湯として知られ、美容や健康の敵「冷え」で悩む人にピッタリ。乳白色の湯は、光の加減などでコバルトブルーに見えることもあり、青空を眺めながらつかっていると、その開放感がたまらないはず。大浴場の他、家族湯もあり、そちらも絶景です。

コインタイマー式の家族湯は1部屋60分800円〜

温泉利用で無料で使える蒸し場。好きな食材を蒸して

看板ネコのシロ。取材時は、受付でひなたぼっこ中でした

立ち寄りスポット

温泉の恩恵を食事でも!
野菜たっぷり地獄蒸しで満腹満足

『豊礼の湯』から車で2〜3分の場所にある岳の湯もまた、湯煙が立ち上る風情のあるエリアです。集落を湯煙が包み込み、視界が湯煙に遮られるほど。歩いているだけで天然のスチームを浴びているようで、お肌が潤うような気がしてきます。そんな自然の恩恵をいただけるのは、食事処で提供される「地獄蒸し」。地元野菜たっぷりで、豚・鶏は程よく脂分が抜けふっくら。まさに、食材本来の味わいを感じる、いいとこ取りなメニューです。

“地獄駕篭蒸し”単品600円、定食は1,400円

天草エリア上天草市

温泉

復活した赤湯。炭酸水素イオン4,194mg/kgは希少の証! 大浴場は大人600円(3歳~小学生400円、3歳未満300円)

地震から復活した赤湯が新たな宿の名物に!

海に近い弓ヶ浜温泉にひっそりと佇む湯宿『湯楽亭』。熊本地震の影響で止まってしまった名物・赤湯が、2018年10月16日に復活し、賑わいをみせています。新たに湧出した温泉の泉質は、「含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉」。湯口からはシュワシュワと気泡が上がり、洞窟風呂の中はカルシウム分が表面を覆う等、なかなか熊本ではお目にかかれないということで、温泉ツウの間でも話題に。

温泉の表面を覆うカルシウム分

手彫りしたという洞窟風呂は圧巻!

「弱アルカリ性単純温泉」の白湯で体を慣らしてから赤湯へ

立ち寄りスポット1

約25分の船旅の先にある
離島でのんびり島時間

『湯楽亭』から車で6分ほどの江樋戸港から定期船で約25分。「ネコの島」で知られる「湯島」に辿り着きます。島に着いた途端、周囲にはのんびり散歩や昼寝をするネコたちが。人懐っこい子達は、ベンチに座っていると寄り添って来る事もあり、ネコ好きにはたまらない場所です。島は全周4キロほどで、歩くと少し距離があるので、電動アシスト付きの自転車をレンタルするのがおすすめ。2時間500円で「湯島まったり休憩所」でレンタルできるので、ぜひ。

立ち寄りスポット2

「湯島の母」の温かなもてなしと
魚介三昧定食にうっとり♪

湯島での食事は、事前の予約がおすすめ。「湯島の母」と呼びたくなるような、温かなもてなしが魅力の店が、『ひといき処 南風泊(はえどまり)』です。「その日穫れた新鮮な魚介を食べてほしいから」という女将・松尾さんの思いから、完全予約制で対応。漁師のご主人が朝から穫ってきた魚介を、女将が丁寧に調理してくれます。「ご飯は足りたね。もっと食べなっせ」。初めて訪れたはずなのに、親戚の家に来たような感覚を覚える、アットホームさも魅力です。

メニューは“おまかせ定食”1,200円のみ。内容は日替わりで、その日のおすすめに出会えるのも素敵(写真は一例)

ご主人が朝から穫ってきて、店の前のいけすへ

県北エリア和水町

温泉

13室13色♪ 
バリエーション豊富な家族湯で
温泉時間がもっと楽しくなる

名だたる温泉地に囲まれ、ひっそりと訪れる人を癒しているのが三加和温泉郷にある『上弦の月』です。こちらは家族湯専門の施設で、旅館のような佇まいで迎えてくれます。13室ある家族湯は、一つひとつ趣が異なり、選ぶ楽しさも魅力のひとつ。子ども連れに喜ばれる『藍鉄』は、ぶんぶく茶釜をイメージ。たぬきの湯船はインスタ映え間違いなしです! そのどれも、内湯はお客ごとに完全抜き替え制というのも贅沢。70分1,600円〜楽しめる、極上の癒し時間を堪能して。

リゾート気分に浸る事が出来る部屋もあり、プチトリップ気分に(写真左『琥珀』、右『瑠璃』)

四季の移ろいを感じられるよう、季節の樹木などで演出

熊本県が進める「くまもっと湯美人」の“つるっとタマゴ肌エリア”でもある三加和温泉郷。「アルカリ性単純温泉」のpHが10.2というのもポイント!

温泉がもっと楽しくなる、温泉グッズの販売も

立ち寄りスポット

築140年以上の古民家で
打ち立て、茹で立ての蕎麦に舌鼓

『上弦の月』と、川を挟んだ場所にある蕎麦処『常次郎庵』。同じ町内にあった築140年以上の古民家を移築し、蕎麦処として新たな時を刻み始めたのが平成26年12月。菊池や阿蘇など熊本産で、石臼挽きした蕎麦粉を使った自家製麺に、地元食材を使用した、一品料理から、創作そばなど、豊富なメニューでもてなしてくれます。蕎麦に合うワインや日本酒なども揃うので、ハンドルキーパーを連れて行かなかったら後悔するかも。

ランチ限定コース“竜胆”2,500円

出汁をまとったトマトが、蕎麦によく合う!“トマトの洋風おでんそば”1,400円

座敷席とテーブル席があるので、ニーズに合わせて使い分けて

ライター紹介

温泉ソムリエ・ライター
今村ゆきこ

熊本のタウン誌 タンクマ・モコス編集部の編集を経てフリーランスへ転身。熊本第一号温泉ソムリエとして、熊本の魅力を発信。新たな温泉ブランド「くまもっと湯美人」(熊本県観光連盟)のアドバイザーなどを行う。ライフワークでは、益城町・東無田集落の活動のお手伝いや、仮設団地へプレゼントを届ける「ハッピープロジェクト」など、復興支援も活動中。

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高校生の「取り組んでかせするもん」

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