ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座
ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座
ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座
ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座

2019年11月7日、山鹿市にて世界で活躍する指揮者 ケント・ナガノ氏が、ドイツの名門ハンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団メンバーとともにコンサートを開催しました。

おじいさまが山鹿出身というご縁から実現した夢のコンサートです。

会場となった八千代座は、明治43年(1910)に建設された芝居小屋。国の重要文化財指定を受けています。平成13年の再開業から現代の芝居小屋として活き続けています。

演奏会当夜、日本式建造物とクラシックの融合は音楽愛好家だけではなく、さまざまな人たちに感動を与えました。

このコンサートを主催したのはNPO法人オーケストラ創造。かせするもん。でも以前紹介した熊本地震以来開催されている「熊本地震復興祈念コンサート」にも深く関わってきました。

今回は、ケント・ナガノ氏に指揮によるコンサートの模様をはじめ、熊本地震からの音楽による“創造的復興”の今後をご紹介します。

ケント・ナガノ氏

指揮者 ケント・ナガノ

1951年11月22日米国カリフォルニア州バークレー生まれの日系三世。祖父は熊本県山鹿市鹿央町の出身。現在はハンブルグ市音楽総監督・ハンブルグ州立歌劇場の主席指揮者、モントリオール響の音楽監督ほかを務める。

フランス芸術文化勲章オフィシエ章、日本政府より旭日小綬章を授章。米グラミー賞オペラ録音部門最優秀賞受賞。

指揮者 ケント・ナガノ ハンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団

ハンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団

ドイツの名門歌劇場であるハンブルグ州立歌劇場の管弦楽団として活躍。

ハンブルグ・フィルハーモニーカーとも呼称される。

ハンブルグ州立歌劇場は、1678年に設立されたドイツ最古の公衆歌劇場であり、現在ハンブルグ州立オペラ、ハンブルグ・フィル、ハンブルグ・バレエ団の本拠地。

ケント・ナガノ氏による指揮、
ハンブルグ・フィルハーモニー管弦楽団メンバーの演奏

芝居小屋での一体感は格別

ケント・ナガノ氏による指揮

当日配られたプログラムにケント・ナガノ氏からメッセージが添えられていました。

「友達として、クラシック音楽を共に分かち合うために来ました。」

まさにその言葉に違わない、バッハやモーツァルト、シューベルトにワグナーなど誰もが一度は触れたことのある音楽家の選曲で展開されたコンサート。聴き手も一気に引き込まれます。奏者のみなさんも本当に楽しそうに演奏していました。表情までしっかりと見え、世界の一流がこんなに近しく、時にはメンバー同士で茶目っ気たっぷりに目配せをしたりしながら、楽しい音楽を伝えてくれました。

分かりやすく、子どもたちやクラシックに馴染みのない人へも寄り添うような優しさとユーモアがあり、慈愛に満ちた音楽会。最後の山鹿中学校合唱部との共演「赤とんぼ」「夕焼小焼」では、感動的なクライマックスとなり、熱い熱い感謝のスタンディングオベーションが続きました。

次会の開催が待たれるところです。現在、山鹿をはじめ、復興チャリティの観点から被災地での開催も検討されています。もっと多くの人々へナガノ氏の素晴らしい音楽が届くことを願います。

ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座
ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座

山鹿の人たちとの交流

ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座
ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座

公演前には奥さまを連れ立って、地元のめのだけ小、米野岳中の児童・生徒と山鹿市民交流センターで交流会へ。音楽を分かち合う楽しさを交流と合唱を通して伝えました。

温泉の町でもある山鹿の宿泊施設で温泉も堪能。施設のスタッフや地元の人々とも気軽にコミュニケーションを取りました。このように市民レベルでの人々との結びつきが、今後さらに大きな輪になることを予感させます。

ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座
ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座

2020年4月11日(土)・12日(日)開催
第1回くまもと国際音楽祭

音楽による創造的復興のネクストステージは音楽祭

ケント・ナガノ指揮 熊本地震復興支援チャリティーコンサートin八千代座
第3回熊本地震復興祈念コンサートより

熊本地震以来開催されている「熊本地震復興祈念コンサート」が2019年5月の第3回にて区切りをつけ、新たに音楽祭として生まれ変わります。熊本の中心市街地をメインにさまざまな音楽が届けられます。

震災以来、音楽で支援を続けている NHK交響楽団コンサートマスター篠崎史紀氏(マロ)率いる指揮者がいない最強オーケストラ「マロオケ」をはじめ、熊本のアマチュアなどを含む特別オケ、熊本の子どもたちによる演奏など、また、熊本市と交流都市である南仏エクサンプロヴァンスの音楽祭のシンポジウムが現在予定されています。

主な場所(予定)
  • 市民会館シアーズ夢ホール
  • 熊本県立劇場
  • びぷれす広場
  • 上通・下通 ほか

今後、さらにエリアや内容が付け加えられて行く予定です。
音楽による復興のカタチを発信していきます。
ボランティアや支援の協力も受付中です。

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