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これまでの多大なるご支援、ご協力ありがとうございます。
地域によっては、まだまだ皆様の力を必要としている人がたくさんいます。
熊本の大学・学生の取り組みをご紹介します。



尚絅大学・尚絅大学短期大学部は、熊本市中央区九品寺に生活科学部、短期大学部食物栄養学科と総合生活学科が、菊陽町武蔵丘に文化言語学部と短期大学部幼児教育学科が設置されている私立の女子総合大学です。
平成28年4月に発生した熊本地震では本学も施設を開放し、多くの地域の方々に避難所として利用していただきました。現在は施設の復旧工事は進み、通常の教育・研究環境を取り戻しつつあります。
尚絅大学・尚絅大学短期大学部では、2014年に開設されたボランティアセンターが、各学科や学生の自主的な支援活動をサポートし、学内外に情報発信しています。
尚絅大学・尚絅大学短期大学校のホームページはこちら
平成28年4月に発生した熊本地震では本学も施設を開放し、多くの地域の方々に避難所として利用していただきました。現在は施設の復旧工事は進み、通常の教育・研究環境を取り戻しつつあります。
尚絅大学・尚絅大学短期大学部では、2014年に開設されたボランティアセンターが、各学科や学生の自主的な支援活動をサポートし、学内外に情報発信しています。
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地域社会への貢献
尚絅ボランティア支援センター
尚絅ボランティア支援センターは、2014年度に九品寺キャンパスに開設されました。当センターでは、学生の自主的なボランティア活動を支援し、地域社会に貢献できる人材を育成することを目的としています。
尚絅ボランティア支援センターのホームページはこちら
益城町テクノ仮設団地での長崎国際大学との支援活動報告
私は益城町飯野仮設団地にお茶碗を届けに行きました。具体的には、トラックから段ボールを搬出し食器を出し、食器市の準備を行いました。仮設住宅に入居された方の話を聞くと、「大家族で小さな子もいるので大変」「何も(家の)印がないからどこが自分の家なのか間違えてしまう」などという話を聞きました。今回参加して思ったことは、本当に大変で遠慮をして頼ることを躊躇する方がいらっしゃるということです。たぶん、私も遠慮してしまう方だと思います。しかし、ボランティアを行っている立場として、もっと頼って欲しいという気持ちにもなり、いろんな思いを勉強することができました。
総合生活学科1年 渡邊愛里

私はテクノ仮設団地へ無料食器市のボランティアに参加しました。食器をトラックに運ぶ際、長崎国際大の人と少しでも話ができて、コミュニケーションをとることができたので良かったです。食器を並べた際、仮設住宅の方々が「食器が全部割れてしまってなかったから助かる、ありがとう」と言われたので、とても嬉しかったです。たくさんの食器を持っている人はお年寄りが多く、声をかけると快く頼んでくれて、運ぶお手伝いをする時に地震の状況やその時の状況を知ることができ、家もなくなってしまったと言われた時はどういう言葉をかけていいのか、迷いました。
ボランティアを通して周りをよくみて行動することが大切だということも学びました。そして、会話をする際に必要なコミュニケーション能力が必要だと思いました。
ボランティアを通して周りをよくみて行動することが大切だということも学びました。そして、会話をする際に必要なコミュニケーション能力が必要だと思いました。
総合生活学科1年 平田桃子

生活科学部栄養科学科
(学生)川野研究室 (参加学生)6名生活科学部栄養科学科のホームページはこちら
瑞鷹株式会社への支援活動報告
平成28年4月の熊本地震を経験し、自分たちにできることはないかと考えました。熊本地震復興支援の取り組みの一環として、加藤清正(1562年~1611年)から豊臣家への献上品のひとつとされる熊本の地酒「赤酒」を取り入れたレシピを検討し、復興支援活動を行いました。実際に地震の被害を受けた瑞鷹株式会社様を訪ねました。今回の見学によって、赤酒の良さを実感し、理解を深めることも復興支援の1つと考えました。熊本地震の被害で伝統的な方法で赤酒を製造する蔵が取り壊されることを知り、被害の大きさを改めて感じ、とても悲しくなりました。この機会に、赤酒について学習することが出来てよかったです。これから私たちの研究の中で、赤酒を取り入れて、赤酒の良さを多くの人に伝え、少しでも復興のお手伝いが出来れば良いと思います。



尚短食ハピ/短期大学部食物栄養学科
(学生代表)馬場水晶(食物栄養学科2年) (参加学生)53名食物栄養学科のホームページはこちら
益城町での炊き出し支援活動報告

震災後17日間にわたり、益城町で炊き出しを行った認定NPO法人キャンパーの活動を支援しました。栄養士を目指す私たちが、大学で学んだ専門的知識や技術を生かし、昼食・夕食の1日2回、各500~700食を被災者の皆様に提供し、提供数は17日間で延べ2万食以上にのぼりました。途中から福岡県の中村学園大学の学生さんにも加わって頂き、同じ栄養士を志す仲間として、多くの刺激を受けました。今後も地元熊本の復興のために、活動の場を広げていく予定です。